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継続は力なり

わかやま100年企業の挑戦 マスメン ネット販売や直営手がける 事業安定へ挑戦続け /和歌山

商品の着物を紹介するマスメンの増田和則社長=和歌山市のきものぎゃらりぃ和で、目野創撮影

 「夢を持ち勇気を持ってチャレンジし続ける」。和歌山市の中心部に本社を構えるマスメンのホームページに掲げられている言葉だ。100年余の伝統にあぐらをかかず、さまざまな事業に挑戦してきた。4代目の増田和則社長(66)は「生き残りをかけてもがいてきた。今は事業も安定してきている」と振り返る。

 マスメンは大正時代、繊維関係の問屋がひしめく市内の一角に祖父の故萬三郎さんが創業した生地の卸会社「増田商店」が前身。子どもの頃から商売が身近にあった増田社長は兵庫県の大学を卒業後「会社の跡は継がない」と両親に伝え、名古屋市に本社がある大手繊維商社に就職した。仕事は順調で、より自分の力を生かせる場を求めて繊維関係の会社に何度か転職した。「がむしゃらに働いた。会社員の道を選んでも成功していることを示したかった」

 「戻って来てくれないか」。阪神大震災が起きた1995年、会社を守っていた両親から連絡があった。日本全体が平成不況に苦しんだ時期で、繊維卸売りも例外ではなかった。その頃、増田社長は働き盛りの40代。自分の能力を評価してくれる、当時勤務していた大阪市の会社への思い、自由な生き方をさせてくれた両親への感謝の思いの間で心は揺れ動いた。思い悩んだ末、親孝行すると決めた。

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