メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

長州飛耳長目

外国籍児らへの日本語指導 指導員不足、対応に苦慮 市町で独自に支援も /山口

 外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管法などを受け、「日本語教育推進法」が6月に成立・施行され、まもなく3カ月。法では、国と地方自治体に外国人への日本語教育の責務を定めているが、県内では外国籍児童を中心に日本語指導の人手が足りず、各市町が独自に支援するなどの課題を抱える。県内の現状を追った。

 「夏は暑い、冬は寒い、春は暖かい、秋は涼しい」。9月上旬、長門市の日本語教室「ながと日本語クラブ」では、小学4年~中学3年の外国籍児童・生徒4人が簡単な日本語を習っていた。中国・瀋陽市出身の孫湘婷(そんしょうてい)さん(10)は7月に来日し勉強を始めたばかり。「日本語を話せるようになって音楽の先生になりたい」と笑った。クラブは長門市中央公民館館長で、代表の財満(ざいま)俊夫さん(66)が2年前、外国人移住者の生活支援に役立てようとボランティアで設立した。海外での日本語指導経験者や現役教員らが講師を務め、週3回は大人、週1回は小中高生を対象に教室を開く。今年度からは市の委託を受け、市内の全公立小中学校に、学校の要請に応じて通訳を派遣する事業を始めた。財満さんは「クラブが教育の場としてだけでなく、地域とつながるよりどころになれば」と意気込む。

 文部科学省の2年ごとの調査では、県内で日本語指導の支援を必要とする児童・生徒数(2016年度)は1…

この記事は有料記事です。

残り784文字(全文1357文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. オジー・オズボーンさんパーキンソン病告白 メタルの帝王「困難な状況だ」

  2. ORICON NEWS 声優の朴ロ美&山路和弘が結婚発表「共に支え合って人生という路を歩んでいきます」

  3. 議員あぜん「なぜこの資料あるのに示さなかったのか」 「桜」野党ヒアリング2回目詳報

  4. 米兵から性暴力被害を受けた豪女性 安倍首相あてに日米地位協定の改定要望

  5. 女子高生死亡事故で男性に無罪 自転車「予見」に疑い 徳島地裁

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです