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サンマ不漁 遠い漁場、遠ざかる食卓 燃料費が倍、漁師も「赤字覚悟」

巨大な網で船から水揚げされるサンマ=北海道根室市の花咲港で2019年9月5日午前5時40分、本間浩昭撮影

 サンマの不漁が深刻だ。漁獲量は10年前の3分の1程度にまで落ち込み、今季は戦後2番目の不漁だった2017年並みの水準と予想されている。「遠ざかる漁場」に漁業者のコストとリスクは増え「高根の花」となった秋の味覚は食卓から遠ざかる。政府は「台湾と中国の漁獲が原因」だと北太平洋の資源管理を提唱したが、漁獲量の割り当てをめぐり各国・地域間のさや当てが始まった。国際問題に発展した記録的な不漁の原因、影響を探った。

 「やせてるわね。ちょっと高いし」。16日、東京都三鷹市のスーパー。買い物に訪れた女性がサンマ売り場で足を止め、思案顔になった。価格は税込みで1匹約200円。女性は買うのをやめた。スーパーの担当者は「昨年より値段は高く、サイズが二回りほど小さい」と嘆いた。

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