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不自由展検証委「安全に展示し得た」 津田氏が独断、実行委をマネジメントできず

津田大介芸術監督と表現の不自由展実行委員会とのやりとり

 愛知県内で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の展示の一つである企画展「表現の不自由展・その後」が中止された問題で、同県が設置した外部有識者でつくる検証委員会(座長、山梨俊夫・国立国際美術館長)の第2回会議が17日、県庁で開かれた。検証委はこれまでに行った関係者らへの聞き取り調査の結果から、中止に追い込まれた不自由展について「丁寧な説明と適切な展示方法が欠けていた」と結論づけた。

 検証委はこの日までに、芸術祭実行委員会会長の大村秀章・愛知県知事や芸術祭芸術監督でジャーナリストの津田大介氏、参加作家など26人に聞き取り調査を実施した。展示中止の原因として、検証委は「準備時間の乏しさや、キュレーション(作品の取捨選択と展示構成)の不備」などを挙げ、山梨座長は「丁寧な解説、適切な展示方法が採られていれば、より理解が得られ、より安全に展示し得た」と混乱のない運営も可能だったとの認識を示した。

 芸術祭実行委や県庁には8月1日の開幕以来、計1万379件の抗議の電話やメールなどが寄せられた。抗議や脅迫の多くは、元従軍慰安婦を題材にした「平和の少女像」や、昭和天皇の肖像を素材にした映像作品「遠近を抱えてPartⅡ」を対象にしたものだった。

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