「出世明神」にぎわい 参拝した6人、首相に 日高・高麗神社 /埼玉

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
ここに参拝して政界を上り詰めた鳩山一郎元首相の献木を眺める小林哲郎さん夫妻=埼玉県日高市の高麗神社で
ここに参拝して政界を上り詰めた鳩山一郎元首相の献木を眺める小林哲郎さん夫妻=埼玉県日高市の高麗神社で

 若槻礼次郎、浜口雄幸、斎藤実、平沼騏一郎、小磯国昭、鳩山一郎。聞いたことのある人もない人もいるかもしれないが、この6人はいずれも戦前から戦後にかけて首相を務めた人物だ。彼らに共通しているのは、日高市の高麗神社に参拝した後、首相に上り詰めていること。いつしか同神社は「出世明神」と呼ばれるようになり、今も開運を願う参拝者が絶えない。

 高麗神社の名前の由来は、朝鮮半島に住んでいた高麗人。彼らの国「高句麗」は西暦668年、唐と新羅に滅ぼされ、多くの高麗人が日本に渡来した。このうち1799人が716年、武蔵国に入植し、開拓に当たった。朝廷はその付近を高麗郡と名付け、首長にかつての王族、高麗王若光を任命した。彼の没後、民はその徳をしのんで霊廟(れいびょう)を建て、高麗神社と称してあがめたとされる。

この記事は有料記事です。

残り396文字(全文744文字)

あわせて読みたい

ニュース特集