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都市部でもちょっとした植え込みや街路樹の根元などに、普通に見られる紫色の花、ツユクサ。どちらかと言えば湿り気が好きな植物で、南部町でも田んぼの畦(あぜ)や水路際に生える常連さんです。
昨年9月27日の朝のこと、普段気にすることがない細い水路の流れにふと目が移りました。すると、見慣れたツユクサの中に同じ大きさの白い花がいくつも咲いています。思わず「えっ!?」と声が出てしまいました。それは、花びらが真っ白なシロバナツユクサだったのです。私にとって人生2度目の出合いでした。しかも最初に見たのは1995年9月の新潟県六日町(現・南魚沼市)でのこと。実に23年ぶりというご無沙汰度合いに、朝から大興奮でした。さらには自宅からわずか徒歩96歩地点。こんなに近いところで再会できるとは盲点中の盲点でした。
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