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農業の強み、法で守る 農相・江藤拓(えとう・たく)氏(59)
豚コレラの発生は40例を超え、これまで13万頭以上が殺処分された。農家は非常に追い詰められた状況だ。豚へのワクチン接種という選択もあるが、さまざまな意見を聞いてタイミングが来れば対応を決断したい。
日米貿易協定については、農産物の関税引き下げの水準など協定の内容を精査する。その上で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)や日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)に対応した支援策を拡充する必要があるか関係省庁と協議して方向性を出したい。
農産物の輸出拡大も後押ししたい。輸出拡大には、海外市場のニーズに合った和牛や果物などの農産物を生産していく必要がある。日本の農業の強みを失わないよう、和牛の受精卵などの国外流出を防ぐために法改正にも取り組む。
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