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嶌田洋一さん=岩手にIターン、地ビールで「関係人口」増を目指す

嶌田洋一さん=盛岡市のベアレン醸造所で、上野央絵撮影

嶌田洋一(しまだ・よういち)さん(52)

 脱サラをきっかけに東京から盛岡市に移住して18年、「地域に根ざしたビール」を発信し続けている。「これからの地方には、観光に訪れる交流人口、地域と緩やかにつながる関係人口の増加が非常に重要」と語る。

 自らも関係人口の一人だった。盛岡は就職後の4年を過ごし、妻と出会った「第二の古里」。不特定多数を対象にする大企業の販売戦略が性に合わず、現社長の起業の誘いに二つ返事で乗った。「目の前のお客様一人一人と結び付いて、自分の『好き』に対する共感の輪を広げる」が信条だ。

 40年以上続く毎週土曜の露天市が風物詩の地元商店街に構える直営店が「地域密着の原点」。店に保管する「マイジョッキ」でビールを楽しむ「ジョッキ倶楽部(くらぶ)」の部員は約730人に上る。

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