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86年ぶりの建て替え工事を終えた「大丸心斎橋店本館」公開 20日オープン

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リニューアルオープンを前に、報道陣に公開された大丸心斎橋店本館。1階の天井は旧本館の重厚なデザインを踏襲している=大阪市中央区で2019年9月18日午前8時50分、猪飼健史撮影

 86年ぶりの建て替え工事を終えた大丸心斎橋店本館(大阪市中央区)が20日、オープンする。運営するJ・フロントリテイリングは18日、店内を報道陣に公開した。売り場の6割以上をテナントに任せる「脱百貨店」の新たな取り組みを進めつつ、地域で親しまれた旧本館の外壁を残した。

     売り場は、地上10階地下2階。約4万平方メートルの広さに高級ブランド店など約370店が集まる。Jフロントが運営する複合商業施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」(東京・銀座)の方式を取り入れ、従来の百貨店とは異なる店作りをした。売り場の中心となるテナント店舗は、各店の裁量で自由にサービスや商品を充実させることができる。テーマごとに階を分け、男女の服が同じ階で買えるのも特徴だ。

    リニューアルオープンを前に、報道陣に公開された大丸心斎橋店本館。1階の天井は旧本館の重厚なデザインを踏襲している=大阪市中央区で2019年9月18日午前8時18分、猪飼健史撮影

     買い物だけでなく、飲食などで長時間滞在できる空間作りを重視した。目玉は地下2階のフードホール。店の外から事前にスマートフォンで注文や決済することが可能。午後11時まで営業し、利き酒やソムリエおすすめのドリンクが味わえる。7階には緑に囲まれたテラスカフェ、9階にはゲームキャラクター「ポケットモンスター」のカフェも出店する。西阪義晴店長は「日本人ならではのおもてなしに重きを置いた。インターネットに負けない存在感のある店にしたい」と話した。2019年度の売り上げ目標は心斎橋店全体で前年度比微増の890億円と見込む。

    リニューアルオープンを前に、報道公開された大丸心斎橋店本館。エスカレーター部分には、1階から10階まで貫く巨大なLEDの壁が配置されている=大阪市中央区で2019年9月18日午前10時21分、猪飼健史撮影

     建物は、関西を中心に活躍した米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズによる、1933年完成の旧本館のネオ・ゴシックの外壁を残した。1階エレベーターホール部分は部品を再利用して昔の内装を再現。エスカレーター部分には1階から10階まで約50メートルの高さを貫く巨大なLEDアートの壁を配置し、伝統と現代的要素を織り交ぜた作りとなっている。【加藤美穂子、釣田祐喜】

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