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ベネチア映画祭便り

「ある船頭の話」監督 オダギリジョーさんインタビュー後編 海外作品に出演して感じた「いつの間にか開いた大きな差」

毎日新聞のインタビューに応じた俳優のオダギリジョーさん=イタリア北部ベネチア・リド島で2019年9月6日午後4時56分、井上知大撮影

 9月7日に閉幕した第76回ベネチア国際映画祭で、初の長編監督作「ある船頭の話」が「ベニス・デイズ」(映像作家週間)部門に、出演作「サタデー・フィクション」(ロウ・イエ監督、2020年公開予定)がコンペティション部門にそれぞれ出品されたオダギリジョーさん。インタビューの後編は、近年増えている「サタデー・フィクション」のような海外での仕事の話を中心に、海外と日本の映画を巡る環境の違いなどを聞いた。【ベネチア井上知大】

 ――これまで俳優として活動されてきた中で、大きなターニングポイントだと考える作品を教えてください。

 ◆やはり「アカルイミライ」(03年)だと思います。自分が初主演した映画です。黒沢清監督のもと、浅野忠信さん、藤竜也さんという日本を代表する役者の方と共演できました。そして、この作品はカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されました。そういう経験ができたことは財産です。ようやく自分の理想の場所に来られた、ようやくスタートに立てたという気持ちでした。そのため、撮影現場では気合が入り過ぎて、いつ…

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井上知大

2013年入社。静岡支局を経て18年から学芸部。テレビ、ラジオなど放送分野に続き、19年からは映画を担当している。

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