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稲垣吾郎主演の映画『ばるぼら』 東京国際映画祭の“顔”コンペティション部門への出品決定

情報提供:ORICON NEWS

映画『ばるぼら』のメインビジュアル (C)Barbara Film Committee
 10月28日に開幕する『第32回東京国際映画祭』(TIFF)の主要部門の中で映画祭の顔とも呼べるコンペティション部門に、稲垣吾郎主演の『ばるぼら』と、濱田岳主演の『喜劇 愛妻物語』の2作品の出品が決定した。

【画像】濱田岳&水川あさみが夫婦役!『喜劇 愛妻物語』のメインビジュアル

 TIFFは世界から監督や俳優、映画関係者などが集まるアジア最大級の国際映画祭。コンペティション部門は2019年1月以降に感性した長編映画を対象に、世界115ヶ国・地域から応募のあった1804本の中から、審査を通過した作品が上映される。

 『ばるぼら』は、手塚治虫さんが70年代に発表していた、禁断の愛とミステリー、スキャンダル、オカルティズムなどのタブーに挑戦した作品。手塚さんの生誕90周年を記念して初めて映像化され、長男の手塚眞氏がメガホンをとる。主人公の小説家・美倉洋介を稲垣、大酒飲みでだらしないばるぼらを二階堂ふみが演じる。

 手塚監督は「手塚治虫生誕90周年に念願の作品を映画化できたのは、まさに芸術の女神(ミューズ)が微笑んでくれた奇跡。『ばるぼら』は手塚治虫の異色作と言われていますが、ぼくにはストライク・ゾーン。一筋縄ではいかない悪魔主義的な物語は、麗しい稲垣吾郎さんと二階堂ふみさんの身体を張った競演にクリストファー・ドイルさんの美学が絡まり合って、魅惑的な夢に変容しました。アートとエンターテインメントの境界を揺らぎつつ、その融合を目指した映画です」とコメントを寄せた。

 『喜劇 愛妻物語』のメガホンをとるのは、『百円の恋』(14年)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳監督。自身の自伝的小説を原作に、脚本家の夫を濱田、その夫を罵倒しながらも家計を支える妻役を水川あさみが演じる。

 足立監督は「この映画に出てくる柳田夫妻は、罵り合いながら無理矢理一緒に居続けているような未熟な夫婦だ。でもそんな未熟な夫婦の無理矢理な絆というのも、もしかしたら強じんな絆なのかもしれない。そして近頃の日本の社会は未熟で不完全な人たちに不寛容すぎるから、許すことはもちろんのこと、許してもらおうとすることも大切だとこの夫婦を通して描きたかった」と話している。

 同映画祭のプログラミング・ディレクターの矢田部吉彦氏は、選定理由について「『ばるぼら』は、たん美で幻想的、魔術的でエロティックな世界観の独創性が、近年の邦画において際立っている。『喜劇 愛妻物語』は、足立監督の脚本家として積み上げたキャリアを自虐すれすれのところで笑いに昇華させる技術に感服し、水川あさみと濱田岳のコンビからキャリアハイのド迫力演技を引き出した演出に敬意を表したい」と説明している。

情報提供:ORICON NEWS

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