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安田賢治のここだけの話

来年の私立大入試戦線は超激戦に!?

主な難関大の2017年から19年までの志願者数(大学通信調べ)

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 センター試験まであと4カ月となった。2年後から、大学入学共通テストとなるため、センター試験の名称で行われる入試は最後となる。入試制度が変わる前年の入試戦線は変動要因が多くなると言われるが、来春はどうなるのだろうか。

 まず、今春の入試を振り返ってみると、前年までとは打って変わって、超安全志向となった。国公立大では旧7帝大で北海道大を除いて志願者減。私立大でも早慶上理(早稲田、慶応義塾、上智、東京理科)では東京理科大、MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)では、2学部を新設した中央大だけが志願者増だった。関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)では関西大だけが志願者増。昨年は前記の私立大群で、志願者が減ったのは慶応大と関西学院大だけだったから大きな違いだ。

 理由は大きく二つある。一つが入学定員管理の厳格化による合格者減だ。昨年は前述の私立大すべてが合格者を減らした。その反動もあり、今年は受験生から見事に敬遠されたのだ。もう一つの理由は、来年の入試が今年以上に厳しくなると考え、より確実に現役での合格を勝ち取るため、受験生が超安全志向の志望校選びを行ったということだ。

 来年はセンター試験最後の入試となり、翌年から大学入学共通テストが実施される。当然ながら、今年の受験生は浪人を避けたいと考えるだろう。なぜなら、共通テストへの新たな対策が必要になるからだ。

 実は、共通1次テストが導入された1979年前年の入試では、私立大の志願者が激増した。大きな制度変更の前年は私立大の人気が上がる。当時とは異なり、少子化で受験生数は減ると見られるが、併願校数を増やすことは確実で、多くの私立大は今年以上に厳しい入試になるのは間違いない。(大学通信常務取締役)

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