芸妓・つる葉さん 第二の故郷、祇園に感謝 沖縄出身、中学3年で花街へ 結婚を機に引退 /京都

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八坂女紅場学園を訪れ、お世話になった人たちに笑顔であいさつするつる葉さん=京都市東山区で、川平愛撮影
八坂女紅場学園を訪れ、お世話になった人たちに笑顔であいさつするつる葉さん=京都市東山区で、川平愛撮影

「多くの人に助けられた」

 京都五花街の一つ、祇園甲部で今夏、芸妓(げいこ)のつる葉さん(28)が、結婚のため街を去った。中学3年で沖縄から来て十数年。祇園は第二の故郷になった。「振り返れば、多くの人に助けていただいた」。引退の儀式「引き祝い」では、数々の思い出と感謝を胸に、歩き慣れた石畳を踏みしめた。【菅沼舞、写真・川平愛】

 那覇市出身。小学生のころから日本舞踊をたしなんでいたが、中学の時に地元の物産展で舞妓に出会い、花街を志した。芸舞妓の写真が載った本をぼろぼろになるまで読み、春の舞踊公演「都をどり」を見てますます憧れを強くした。だが、京都に知り合いはいない。母の奔走で紹介者が見つかり、屋形(置屋)「多麻」に「仕込みさん」として住み込むことになった。中学卒業まで1カ月あったが、レポート提出で出席が認められた。

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