メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

論プラス

リクナビの内定辞退率販売 個人情報保護に遅れ スコアリングに対応を=論説委員・竹川正記

 就職情報サイト「リクナビ」の運営会社による「内定辞退率」販売問題は、個人情報保護の不備を浮き彫りにした。他企業でも同様にサイト閲覧履歴などのデータを人工知能(AI)で分析し、個人の志向や能力、信用度を点数化する「スコアリング」が広がっている。理不尽な“選別”を防ぐには、欧州にならって、個人が自身のデータをコントロールできるようにする法整備が必要だ。

 問題となった「内定辞退率」予測は次のような手順でつくられた。

 まずリクナビが企業から2019年新卒の内定辞退者リストを受け取り、学生がリクナビのサイトでどんな企業の情報を閲覧していたかなどを調べた。このデータをAIに分析させて、内定辞退率を予測するアルゴリズム(計算式)を作成した。次にリクナビは企業から別途、提供された20年新卒の就職希望者リストにある学生の閲覧履歴と、先のアルゴリズムを掛け合わせ、個人ごとの辞退率を5段階にスコアリングした。これを有償で販…

この記事は有料記事です。

残り1782文字(全文2189文字)

コメント

投稿について

読者の皆さんと議論を深める記事です。たくさんの自由で率直なご意見をお待ちしています。

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

利用規約

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ゴーン被告逃亡の手助けした米国人2人の身柄、日本に引き渡しへ 米当局と合意

  2. 大阪市4分割コスト試算「捏造」 市財政局 2日で一変、謝罪 市長面談後

  3. 大阪市4分割ならコスト218億円増 都構想実現で特別区の収支悪化も 市試算

  4. 「限界だった」たった1人の介護の果て なぜ22歳の孫は祖母を手にかけたのか

  5. 本紙報道に維新「誤報」 衆院代表質問 大阪市4分割コスト

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです