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韓国にいらだつ北朝鮮 南北和解は米朝次第に 平壌共同宣言から1年

平壌共同宣言1周年の記念行事に合わせ、展示された当時の写真パネル=ソウルで2019年9月19日、渋江千春撮影

 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が昨年9月に平壌で行われた南北首脳会談で「平壌共同宣言」に署名してから19日で1年を迎えた。文政権は引き続き対話を通じた平和構築を訴えているが、北朝鮮は韓国に対して冷淡な態度を取り続けている。南北関係の行方は再開の時期に注目が集まる米朝交渉の進展に委ねられている状態だ。

 「これ以上遅らせてはいけない。待ってもいけない。米朝双方が、今の大切な機会をおろそかにしないと信じている」。韓国統一省がソウルで19日に開いた記念行事で、金錬鉄(キムヨンチョル)統一相は今月下旬にも再開の可能性がある米朝間の実務協議に期待を込めた。その上で、「我が政府もできるすべての役割を果たす。米朝の実務協議で良い成果が出せるよう、米国側と緊密に協力し、南北間の対話と(意思)疎通のチャンネルもいつも開けておく」と述べた。

 平壌共同宣言では、北朝鮮が米国による相応の措置を条件に、寧辺(ニョンビョン)の核施設の永久廃棄などの追加的措置を取る用意があると表明していた。しかし、今年2月にハノイで開かれた米朝首脳会談で、寧辺の核物質生産施設の廃棄と引き換えに制裁の一部解除を求めた北朝鮮と米国の交渉が決裂。6月、トランプ米大統領の訪韓に合わせ電撃的に行われた板門店での米朝首脳会談で実務協議を再開することで合意したものの、現時…

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