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被災者に配って騒動になったが…実は飲める「賞味期限切れの水」

災害に備えペットボトルの水は欠かせない。防災用品を紹介する展示会場で=福井市和田東2の市防災センターで2018年6月20日午後1時50分、岸川弘明撮影

 台風15号の影響で停電や断水が続く千葉県富津市で、市役所が賞味期限の切れたペットボトル入りの水を誤って被災者に配る騒動があった。同様の問題は、過去にも繰り返されている。しかし、飲料水は本来、国の基準で賞味期限の表示を省略してもいいほど劣化しにくい商品で、期限を過ぎていても品質に問題はない。では、ペットボトルに刻まれた賞味期限は何を意味するのか。【和田浩幸/統合デジタル取材センター】

 富津市防災安全課によると、被災直後の今月11日に市内4カ所で配った同じ銘柄の非常用飲料水のペットボトル約3万本(いずれも500ミリリットル)のうち、約1800本が昨年4~6月で賞味期限切れになっていた。期限が切れた後も手洗いやトイレなど生活用水として使うために倉庫に保管していたが、災害対応に追われる中で誤って期限の切れていない水と一緒に配ってしまったという。

 受け取った被災者からの連絡でその日のうちに発覚し、市はウェブサイトなどで謝罪。健康被害は確認されず、回収はしていない。

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和田浩幸

1982年生まれ、千葉県出身。2005年早稲田大を卒業後、毎日新聞社入社。北海道報道部、東京社会部、さいたま支局を経て17年から統合デジタル取材センター記者。東京社会部では12年ロンドンパラリンピックや都庁などを担当。15年統一地方選を機に地方議員のなり手不足問題に関心を持ち、議会に代わる「町村総会」を一時検討した高知県大川村などを取材した。

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