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明治維新以来、150年ぶりに灯籠返還 廃仏毀釈で流出 奈良・十津川村

約150年ぶりに返還された武蔵地区の灯籠=奈良県十津川村で2019年9月15日午前11時22分、萱原健一撮影

 明治維新後の廃仏毀釈(きしゃく)で村内の寺がすべて失われた奈良県十津川村で、村外に流出していた寺の灯籠(とうろう)1対が浜松市の寺院で確認され、7月、約150年ぶりに返還された。地元でも忘れられていた灯籠だったが、村人は「村の心に火がともったようだ。大事にしていきたい」と話している。

 灯籠は青銅製で高さ約94センチ。台座に刻まれた文字から、1845(弘化2)年に十津川村武蔵地区にあった光明寺に檀家(だんか)から寄進されたものと分かった。村などによると、寄進した3人の名前は、翌46年の旧武蔵村の「御改宗門帳」にあり、「恵殊」という名前も過去帳から寺の十四世住職と判明した。

 十津川村での廃仏毀釈は、当時54あった寺すべてが壊される徹底ぶりで、今も寺は再興されず、村の墓はほ…

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