石木ダム事業 「私たちは住み続ける」 5年ぶり知事と面会 2時間半県庁で反対地権者ら思い語る /長崎

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 県と佐世保市が川棚町に計画する石木ダム事業を巡り、19日に県庁であった同町川原(こうばる)地区の反対地権者ら40人余と中村法道知事との面会。2014年7月以来約5年ぶりの面会で、住民らは「私たちは川原に住み続ける」と事業反対の意思を貫く姿勢を強調した。【浅野翔太郎、田中韻】

知事「白紙には戻せない」

 面会場所となった県庁会議室は、警備員が入り口に立ったり、仕切りが設けられたりと物々しい雰囲気に包まれた。面会は午前10時過ぎに始まり、約2時間半にわたって、地権者や家族ら20人が思いを語った。

 「私はおうちがなくなったらいやです。みんなや動物がいなくなったらいやです」。親子3世代で川原地区に暮らす炭谷沙桜(さお)さん(8)は中村知事に涙声で訴えた。母の広美さん(34)も「子ども3人は外で遊ぶことが大好き。川原はみんなで子どもたちをみてくれる。県や知事は県民のために働いてほしい」と訴えた。広美さんは面会後、「知事はメモを取るばかりで子どもたちの話を聞く時も下を向いていた」と失望した様子で…

この記事は有料記事です。

残り223文字(全文670文字)

あわせて読みたい

注目の特集