メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

論点

バリアフリーの課題

参院本会議で、介助者の手助けで資料を見るれいわ新選組の木村英子氏(奧左から2人目)と舩後靖彦氏(同4人目)=国会内で2019年8月1日、喜屋武真之介撮影

 夏の参院選で、重度障害を持つ2人が初当選を果たした。舩後(ふなご)靖彦氏は難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患い、木村英子氏は脳性まひで右手以外がほとんど動かず、日常生活の全てで介助が必要だ。今後、国会のバリアフリーは進むのか。そして、社会のバリアフリーの課題は何か。2人の当事者に聞いた。

 僕が政界を引退してから14年。ようやく今回の参院選で、僕より重い障害を持つ議員が2人誕生した。僕と同じ車いすの候補者も、選挙区の厳しい戦いを勝ち上がった。時代が大きく変わったと感じる。

 僕が初めて選挙に出た42年前は、障害者が自宅や施設の外に出ることは、極めて難しかった。ある日、仲間とともに国会の傍聴に出かけたら、衛視に「車いすの人は傍聴できない」と門前払いされた。議員会館の入り口には階段があり「入りたければ裏の貨物エレベーターを使うように」と指示された。これではいけない。障害者に関する政策の決定には、障害者自身が当事者として参画することが必要だ。「車いすを国会へ」というスロー…

この記事は有料記事です。

残り3479文字(全文3919文字)

コメント

投稿について

読者の皆さんと議論を深める記事です。たくさんの自由で率直なご意見をお待ちしています。

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

利用規約

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. おとなの週末 文政6年から続く酒蔵が経営するそば屋。香り高く甘い常陸秋そばと清酒で乾杯♪

  2. GmailなどGoogle複数のサービスで一時障害か

  3. かわいさにメロメロ スナネコの赤ちゃん公開 神戸どうぶつ王国

  4. 阪神の浜地投手が新型コロナ陽性 19日の中日戦に1軍登板

  5. 近鉄南大阪線で電車の窓ガラス破損相次ぐ 原因不明

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです