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ミニ論点

東日本大震災 福島第一原発事故 強制起訴公判で無罪判決 高井康行弁護士/古川元晴弁護士

高井康行弁護士

極めて妥当な結論 高井康行弁護士

 原発事故を引き起こすような巨大津波の発生を旧経営陣が予見できたかどうかが最大の争点だったが、どの程度の巨大津波が発生するかは諸説あり、無罪は極めて妥当な結論と言える。

 判決は、原発事故を回避するための措置を運転停止しかなかったとしたうえで、巨大津波の予見可能性を検討した。刑法の予見可能性は、漠然とした不安を抱く程度では認められない。判決は運転停止といった社会に多大な影響を与える措置を取らなくてはいけないと判断できるほど具体的に危険を認識できたかを検討しており、過失の有無を判断する手順としては妥当だ。

 また、判決は予見可能性の有無を判断するうえで最大の根拠となる「長期評価」について、客観的な信頼性、…

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