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日本vsロシア カギはFWの攻防とキックへの対処 ラグビーW杯が開幕

リーチ・マイケル主将=和田大典撮影

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会が20日、開幕した。世界ランキング10位の日本は初の8強進出を目指し、東京・味の素スタジアムで行われる同20位のロシアとの開幕戦(午後7時45分開始)に臨む。日本の先発フィフティーンは次の通り。

 ▽FW=PR稲垣啓太、HO堀江翔太、PRバル・アサエリ愛、LOビンピー・ファンデルバルト、LOジェームス・ムーア、FLリーチ・マイケル、FLピーター・ラブスカフニ、NO8姫野和樹 

 ▽HB=SH流大、SO 田村優

 ▽TB=WTBレメキ・ロマノラバ、CTB中村亮土、CTBラファエレ・ティモシー、WTB松島幸太朗

 ▽FB ウィリアム・トゥポウ

 日本はロシアに対し通算5勝1敗。地力では勝るが、直近の対戦となる昨年11月のテストマッチでは、32―27と接戦に持ち込まれた。今回はFWの攻防とキックへの対処が、勝敗のカギを握る。

 前回の対戦で、日本はロシアの重量FWに接点で押し込まれた。ロシアのプロップ、モロゾフは「各自が役割を理解している。前回と同じくらいの準備はできた」と強気だ。自陣のゴール近くで反則を犯せば、正確なキックを誇るクシナリョフ、ガイシンの両SOによるPGで主導権を奪われかねない。

 日本はSO田村(キヤノン)、SH流(サントリー)のキックで相手陣に攻め込みつつ、FWが集散の速さと豊富な運動量を生かして密集戦で先手を取り、優位に立ちたい。ロックのファンデルバルト(NTTドコモ)は「ロシアは直線的に攻める。フィジカルで押されず、プレーのスピードを上げて疲れさせれば私たちが有利になる」と見ている。

 ハイパントなどキックへの対処もポイントになる。6日の南アフリカ戦で、日本は相手ハーフ団のキックの処理に苦戦した。ロシアのジョーンズ監督は毎日新聞の取材に対し、「日本のFBトゥポウ(コカ・コーラ)はハイボールへの対処が的確だ」と印象を語っている。188センチと上背のあるトゥポウではなく、レメキ(ホンダ)、松島(サントリー)の両WTBを狙ってくる相手のキックに対し、連係プレーでどう対処するか、状況に応じた修正力も問われる。

 大会は11月2日の決勝まで全国12会場で計48試合を実施。1次リーグは20チームが4組に分かれ、各組上位2チームが決勝トーナメント(準々決勝)に進む。1次リーグA組の日本は、28日にアイルランド(世界ランキング1位)、10月5日にサモア(同16位)、同13日にスコットランド(同7位)と対戦する。【大谷津統一】

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