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ラグビー「2強」早くも火花 NZと南ア、21日に初戦で激突

ラグビー南アフリカ代表のSOハンドレ・ポラード=埼玉・熊谷ラグビー場で、長谷川直亮撮影

 今回のW杯で「2強」の呼び声が高い優勝候補筆頭の両雄が、1次リーグ初戦でいきなり顔を合わせる。大会第2日の21日、史上初のW杯3連覇を狙うニュージーランド(NZ)は、南アフリカと横浜・日産スタジアムで対戦。大会の行方を占う一戦を前に、両チームは早くも火花を散らしている。

 「南アフリカを尊敬しているが、審判にプレッシャーをかけるべきではない」。NZのハンセン監督は、登録メンバー23人の発表記者会見で、淡々と語った。南アフリカのエラスムス監督が、微妙な判定の際はNZに有利な傾向があるとアピールしたことを受けての発言だった。キックオフ前から、両監督の水面下での駆け引きが透けて見えた。

 過去の実績で上回るのはNZだが、W杯では決勝トーナメントで4度の直接対決があり、2勝2敗の五分。エラスムス監督の就任後に南アフリカは強さを取り戻し、昨年は1勝1敗で、今年は7月に16―16と引き分けている。ハンセン監督は「競争は激しい。どのチームにも優勝はあり得る」と語る。

 過去8大会、1次リーグで黒星を喫したチームは優勝していない。NZはこれまで1次リーグで全勝と驚異の勝率を誇る。一方の南アフリカは前回大会の初戦で日本に敗れ、最終的に3位だった。南アフリカのコリシ主将は、4年前を振り返り「あのような形のスタートは、もちろんしたくない。NZ戦は非常に大事。強い相手に勝たないと、上にはいけない」と語る。

 NZのリード主将が「キャリアの中でビッグゲームの一つ」と言えば、コリシ主将は「子供のころから夢見た舞台」。世界のトッププレーヤーのこの一戦にかける情熱が、大会屈指の好カードを一層、盛り上げそうだ。【角田直哉、真下信幸】

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