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ホープ姫野がW杯デビュー エディージャパンでは招集初日に骨折 悔しさ晴らす時が来た

【日本-ロシア】前半、突進する姫野(中央)=東京・味の素スタジアムで2019年9月20日、藤井達也撮影

1次リーグA組 日本-ロシア(20日、東京・味の素スタジアム)

 日本代表の次代のリーダーとして期待されるホープが、念願のW杯デビューを果たした。25歳のNO8姫野(トヨタ自動車)は、フィジカルの強さを生かした突破力などを評価され、開幕戦で先発出場。屈強なロシアFWに対して一歩も引かずチームをもり立てた。

 苦い経験を乗り越え、晴れ舞台に立った。帝京大1年だった2013年7月。当時の日本代表のヘッドコーチであるエディー・ジョーンズ氏(現イングランド監督)の目に留まり、10代の若さで日本代表候補の強化合宿に呼ばれた。

 しかし、合宿初日の練習で左足を骨折。憧れの桜のジャージーは遠のいてしまった。日本は15年W杯で強豪の南アフリカを破るなど活躍したが、手放しでは喜べなかった。「けがをしなかったらメンバーに入れていたのかな」。悔しさが込み上げた。

 これを機に「日本代表でプレーするという目標が明確になった」と姫野。17年に加入したトップリーグの強豪・トヨタ自動車では新人ながら主将を任され、責任と自覚が増した。同年11月に日本代表デビューを果たすと、代表に定着した。今では主将のリーチ(東芝)を支えるリーダー陣の一人へと成長した。プロップの稲垣(パナソニック)は「プレーと言葉で良い影響を与えられる。存在は大きい」と信頼を寄せる。

 「心技体とも成長した自信はある。チームを勢いづけるため、必ず前進したい」。進歩を止めなかった4年間をプレーで体現する。【谷口拓未】

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