キリバス、台湾と断交 蔡政権7カ国目 中国、影響力拡大

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キリバスとの断交を受け、記者会見する台湾の呉釗燮外交部長=台北市の外交部で2019年9月20日、陳瑞涓撮影
キリバスとの断交を受け、記者会見する台湾の呉釗燮外交部長=台北市の外交部で2019年9月20日、陳瑞涓撮影

 南太平洋の島国キリバスは20日、台湾と断交した。近く中国と国交を樹立する見通し。今月16日にもソロモン諸島が台湾と断交しており、台湾は今週、2カ国との外交関係を立て続けに失った。2016年5月の蔡英文政権の発足後、断交はこれで計7カ国。台湾と外交関係を持つ国は残り15カ国となり、過去最少を更新した。

 中国としては、10月1日の建国70年を前に、台湾と外交関係を保持していた国を相次いで切り崩し、外交攻勢を強めた形だ。また来年1月の台湾総統選を前に、独立志向のある民進党の蔡政権を揺さぶり、台湾有権者の間に蔡氏に対する批判が強まるのを期待しているとみられる。

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