メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

焦点

サウジアラビア石油施設攻撃 厳戒の1週間 イランかフーシか、謎なお

サウジの石油施設を攻撃したとされる無人機の画像を示すサウジ国防省報道官=リヤドで18日、ロイター

 サウジアラビアの石油関連施設が14日に何者かの攻撃を受けた事件は、21日で発生から1週間を迎えた。攻撃については、隣国イエメンの親イラン武装組織フーシが「無人機(ドローン)10機で攻撃した」と「犯行声明」を出したが、米国やサウジはフーシではなくイランが巡航ミサイルなどを使用したと主張している。複数の謎を検証した。【カイロ篠田航一】

 今回の標的となったサウジ東部アブカイクやクライスの施設は、イエメンのフーシ支配地域から少なくとも1000キロ以上も離れている。フーシの無人機の性能は向上しており、航続距離が伸びているとの見方が根強い。フーシの報道官は18日、今回の攻撃には飛行距離1500~1700キロに及ぶ高性能無人機「サンマード3」を使用したと述べた。元エジプト軍特殊部隊少将のタラート・ムサレム氏は「イエメンの一組織に過ぎないフーシが長距離飛行に耐える技術を独自に開発したとは考えにくいが、中東では武器の奪い合いが日常茶飯事で、改良型を入手した可能性はある」と分析する。

 中東では敵の武器を入手し、その「コピー型」を使用するケースが多い。イランは2011年、隣国アフガニスタンからイラン領内に飛来した米軍無人機「RQ170センチネル」を捕獲し、これを複製。現在はイランが支援する各地のイスラム教シーア派民兵などが使用しているとされる。

この記事は有料記事です。

残り1339文字(全文1910文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. まさにアリの一穴…「ツイッター世論」は、なぜ、安倍政権を動かせたのか

  2. 「警官に押さえ込まれけが」 渋谷署前で200人が抗議デモ クルド人訴えに共鳴

  3. 「ウイルスある程度まん延」専門家が読む北九州の現状 他都市も再燃警戒

  4. コロナ感染者ゼロ 「絶海の島」を逆手にとったパラオから日本へのメッセージ

  5. 住みたいのは草津 県民1位、「交通の便良く人気」 ネットアンケ /滋賀

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです