メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

伊東光晴・評 『2100年の世界地図 アフラシアの時代』=峯陽一・著

 (岩波新書・1037円)

搾取にかわる共同体をつくる夢

 「百年のちの世界は?」と問われても、“わからない”という答えがかえってくるのが普通だろう。未来は不確実である。だが人は、わからない未来を考えることが好きである。20世紀のはじめ、今世紀はどのようになるかを「報知新聞」も特集している。

 この本の著者も、今世紀末、つまり2100年の世界はどうなっているだろうかを考えようとしている。本の前半は、できるだけ確実に、後半は、著者の希望をこめて。この前半が面白い。

 使われる資料は、国連経済社会局が発表している世界人口の長期予測統計である。面白くしているのは、それ…

この記事は有料記事です。

残り1080文字(全文1360文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. セクシーの意味は「魅力的」と政府答弁書 直近5年で閣僚発言なし 小泉氏発言

  2. 「声をかける暇もなかった」遺体発見 なぜ…悔やむ生存者 福島・本宮

  3. 路上生活者の避難拒否 自治体の意識の差が浮き彫りに 専門家「究極の差別だ」

  4. ラグビーW杯観戦後、酔って警備員の顔殴った容疑 電通新聞局長を逮捕 容疑を否認

  5. 即位の儀の恩赦60万人規模に 対象限定「復権」のみ実施

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです