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観測体制強化もなお脆弱 御嶽山噴火から5年「規制解除さらに10年」

 死者58人、行方不明者5人を出した御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火から27日で5年になる。現地では噴火警戒レベルが下がり、安全対策も進んでいる。気象庁は火山業務に関わる職員を大幅に増員するなど観測体制を強化。しかし、専門家の数は少なく、その体制は海外と比較すると脆弱(ぜいじゃく)なのが実情だ。

 青空が広がった9月6日。ふもとの長野県木曽町立三岳小学校の3~6年生17人が、山頂の剣ケ峰(3067メートル)に登った。火山防災への理解を深める学校行事の一環で、5年生の新井優菜さん(11)は「登るのは怖かった。もし噴火したらどこに隠れようかと考えていた」と率直な思いを明かした。

 噴火時は無数の噴石が降り注ぎ、山頂付近では30人以上が亡くなった。気象庁は火山活動の静穏化とともに噴火警戒レベルを段階的に引き下げ、現在は1(活火山であることに留意)だが、火口から半径1キロの立ち入りは規制されている。

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