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京を拓く/79 歴史学者・藤原辰史さん 日常にあるナチズム問う /京都

たくさんの本に囲まれた研究室で語る藤原辰史さん=京都市左京区で、中山和弘さん撮影

 <The Frontiers of Kyoto>

 「何を、どんなふうに書いているのだろう」と、著作を読む前からワクワクさせてくれる科学者は、そうはいない。京都大人文科学研究所准教授で歴史学者の藤原辰史さん(42)は、みずみずしい感性としなやかな言葉のとりこにさせてくれる。

 藤原さんは「食べること」「食べるもの」をテーマに歴史学を組み立て直そうとしている。歴史学者にありがちなマニアックな点に陥らず、人々の日常と文献を丹念に追い続ける。文章の表現も展開も、毎回バージョンアップしているのに驚かされる。

 最新作の主題は「分解の哲学」。そう銘打ちながら、書き出しの文は「掃除のおじさん」だ。ググッと引き込…

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