メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

灯籠150年ぶり返還 「村の心に灯がともった」 廃仏毀釈で流出、浜松から 十津川 /奈良

約150年ぶりに返還された武蔵地区の灯籠=奈良県十津川村で、萱原健一撮影

 明治維新後の廃仏毀釈(きしゃく)で村内の寺がすべて失われた十津川村で、村外に流出していた寺の灯籠(とうろう)1対が浜松市の寺院で確認され、7月、約150年ぶりに返還された。地元でも忘れられていた灯籠だったが、村人は「村の心に灯がともったようだ。大事にしていきたい」と話している。【萱原健一】

 灯籠は青銅製で高さ約94センチ。台座に刻まれた文字から、1845(弘化2)年に十津川村武蔵地区にあった光明寺に檀家(だんか)から寄進されたものと分かった。村などによると、寄進した3人の名前は、翌46年の旧武蔵村の「御改宗門帳」にあり、「恵殊」という名前も過去帳から寺の十四世住職と判明した。

 十津川村での廃仏毀釈は、当時54あった寺すべてが壊される徹底ぶりで、今も寺は再興されず、村の墓はほ…

この記事は有料記事です。

残り599文字(全文941文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 桜を見る会  安倍事務所名の申込書使い自民・下関市議が「地方枠」で支援者招待

  2. 桜を見る会 安倍首相の元秘書・下関市長はこう答えた…定例記者会見・一問一答

  3. 桜を見る会前夜祭で首相説明「費用の明細書ない」「800人参加」「食事代の領収書ない」

  4. 桜を見る会関連支払い「不足」 市民団体、公選法違反容疑で首相告発へ

  5. トヨタ社員がパワハラ自殺 「ばか」と言われ適応障害に 復職後、斜め前に叱責上司

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです