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じっくり読みたい秋到来

旧鹿児島(鴨池)空港から鹿児島県庁に向けて走る第1走者の高橋律子さんと随走者=鹿児島市内で1964年9月9日、酒井慎一撮影

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 秋からの毎日新聞は、じっくり読んで、しっかり納得の記事が満載です。大型ルポ「見る探る」は、「現場で何を見て、何を考えたのか」を、「記者は」「私は」を主語にして描きます。読者と双方向のやりとりをして、一緒に記事を作る試みも始めます。新連載「原発のたたみ方」は、山積する原発廃炉の課題を探ります。「聖火が走ったまち 1964―2020」は、1964年の東京五輪の聖火リレー地の今昔を毎日新聞の豊富な写真資料でたどります。

     ◆見る探る

    「顔」が見えるルポ 社会面(随時掲載)

     記者の視点を重視した、通常のニュース記事とは少し違った文体の企画記事「見る探る」を始めます。

     話題になっている現場のルポ、体当たりの体験記、既に報じられたニュースの解説、隠された事実を掘り起こす調査報道など、硬軟取り交ぜたさまざまな記事の中に「記者は」「私は」という主語を入れ、記者がどういう観点や問題意識で取材したのかを明確にします。そして、情景描写や具体例、人々の言葉をたくさん織り込みながら、通常の記事よりも長い文章で伝えます。

     現在、人気アニメ映画「天気の子」の「聖地巡礼」ブームの背景▽右翼団体を設立した「就職氷河期世代」の青年の生き方▽新宿「ゴールデン街」を歩く▽ハンセン病療養所を出て暮らしていた元患者の男性が再入所する理由――といった話を取材中です。

     「見る探る」では、読者の皆さんとのつながりも重視します。

     身の回りの課題、素朴な疑問などを幅広く募集する投稿フォームや無料通信アプリ「LINE」公式アカウントなどを用意した「つながる毎日」という窓口をニュースサイトに設けます。情報を提供してくださった方と連絡を取りながら記者が取材をしたり、読者の皆さんに協力を呼びかけたりしつつ、記事を作り上げていきたいと考えています。

     ニュースサイトと紙面の双方で随時展開し、読者の皆さんとやり取りをしながら、より作り手の「顔」が見える報道を目指します。

     ◆原発のたたみ方

    長い道のり見つめる 科学面(原則第4木曜)

     9月に発表された国の最新版の「原子力白書」は、原発や関連施設の廃炉(廃止措置)が相次ぐ現状を特集し、「培ってきた知識・技術・人材を活用しつつ、新しいステージに進んでいくことが必要」だと指摘しました。

     白書によると国内では原発24基が廃炉の作業中か決定ずみ、または廃炉を検討中です。それ以外の原子力施設の廃止措置もあり、今後、廃炉と判断される原発も出てきそうです。

     「廃炉時代」に入った日本ですが、廃炉は大がかりな作業で、適切な人材を確保し、被ばくなどの事故がないように安全に配慮しなければなりません。完了まで数十年にわたる仕事をきちんと引き継ぐことも大切です。

     事故で溶融燃料(燃料デブリ)の取り出しが必要となった東京電力福島第1原発のように、難しい廃炉作業には新たな技術開発も欠かせません。施設の解体によって生じる放射性廃棄物を適切に処理することも求められます。さらに、施設がある地域の住民や国民の理解を得ることが不可欠です。

     現場からこうした廃炉の現状を考えるシリーズを、原則として毎月1回、第4週の科学面で掲載します。

     ◆聖火が走ったまち 1964―2020

    かつての熱狂「巡礼」 総合・社会面(週2回掲載)

     1964年東京五輪の聖火が走ったまちは今、どうなっているのか? 当時の写真を参考に現在の風景を撮影。五輪開催の熱狂を振り返り、半世紀以上の時の流れを描く写真企画がスタートします。

     64年8月、ギリシャ・オリンピアで採火された聖火はアジアでのリレーを経て9月に沖縄に到着。鹿児島、宮崎、北海道・千歳に空輸され、計4コースに分かれ、約1カ月かけて全国を巡りました。

     国内での聖火リレーには随走者を含めて10万人以上が参加。聖火が最終目的地・東京に入った際には、4コースの合計で約223万人の市民が沿道で出迎えたとされています。

     毎日新聞所蔵や自治体などから提供された写真から、47都道府県ごとに各1枚、当時の盛り上がりが伝わる写真をセレクト。撮影場所を記者が再訪します。現在の写真、その場所にまつわるストーリーを併せて紹介。56年ぶりに夏季五輪の聖火が日本に帰ってくる来年3月まで、紙面とサイトで連載します。

     ◆やる気レシピ

    受験の悩みにヒント 教育面(第4月曜)

     毎週月曜「教育の窓」の第4週は「受験のトビラ」に変わります。主に中学から高校までの受験関連情報を紹介します。メイン記事は「やる気レシピ」。子どもの受験に臨む多くの保護者が直面するのが「どうすれば勉強してくれるか」という悩みだと思います。塾・学校関係者から子どもを有名大学に入れた親までさまざまな分野の人にやる気を引き出すコツを聞きます。今、学校教育も入試も大きく変化しています。知識を使って何ができるのかという活用力の育成に重点が置かれ、入試ではそれをみる出題が増えています。「注目!学校ルポ」はこうした力を伸ばそうとする学校をルポします。「学びコンパス」では最新の受験の動きなどを取り上げます。

     ◆村上春樹をめぐるメモらんだむ

    70歳の多彩な今 オピニオン面(第1・3土曜)

     1979年、小説「風の歌を聴け」により、新しい文体で鮮烈なデビューを果たした作家の村上春樹さん(70)。以来40年たち、作品は50以上の言語に翻訳され、世界中で読まれるようになっています。

     その村上さんが最近、多彩な分野で、いっそう積極的な活動を展開しています。昨年夏からラジオ番組のディスクジョッキーをたびたび務め、今年6月には公開録音も行いました。昨年秋には母校の早稲田大に直筆原稿や蔵書などの資料を寄贈すると、自ら記者会見に出て発表しました。

     創作面では昨年から短編小説5編を文芸誌に発表。翻訳も精力的で今年は米作家、フィッツジェラルドの作品集に続き、ジャズミュージシャン、スタン・ゲッツの伝記を訳し、刊行しました。5月に雑誌に掲載した自伝的エッセーも話題になりました。

     大井浩一・学芸部編集委員が村上さんの動向をランダム(行き当たりばったり)に、そのつど記録し、紹介していきます。

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