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脳性まひのチンパンジー「ミルキー」に新施設完成 高知・のいち動物園

新施設の前で説明するミルキーの飼育担当の山田信宏さん=高知県香南市で2019年9月22日、郡悠介撮影

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 生まれながら体に障害を抱えている高知県立のいち動物公園(香南市野市町大谷)の雌のチンパンジー「ミルキー」(6歳)のための屋外新施設が完成し、22日に披露された。従来の屋内施設と比べると、より自然に近い環境。飼育を担当する山田信宏さん(46)は「将来は、他のチンパンジーと同じ時間・場所で過ごすことができれば」と期待する。【郡悠介】

従来の施設内で座るミルキー=郡悠介撮影

 ミルキーは2013年に心肺停止状態で産まれ、脳性まひの後遺症がある。右半身を中心にまひなどの障害が残り、園内のチンパンジーの群れとは別に、専用の屋内施設がある。同園は専門家によるリハビリや他のチンパンジーとの檻(おり)越しの対面に取り組んできた。その一環で、より外に近い環境での生活を目指して、昨年11月から約1年かけて屋外施設を完成させた。

 新施設は高さ約2メートル、広さ22・2平方メートルで、従来のミルキー用の屋内施設に併設された。床に芝生を敷き、壁2面にガラスを張って日光が入りやすくするなど自然に近い環境を演出した。中央の柱にロープや遊具を取り付ければ、立体的な動きを楽しむことができる。今後、ミルキーが十分に慣れた段階で新施設での公開を始めるという。

 この日の「お披露目会」で、山田さんは新施設前に集まった来園者にその特徴を説明。山田さんは「新しい環境でいろいろな苦労が出ると思うが、慣れれば自由に運動できる。時間をかけて慣れてほしい」と話した。

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