後絶たぬ暴行・事故 再発防止要請書拒む米軍 「殺される」沖縄の不安

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米兵が自宅に侵入する被害に遭い、記者会見で「再発防止策を明らかにしてほしい」と訴える男性(右)=那覇市で2019年8月21日午後2時22分、遠藤孝康撮影
米兵が自宅に侵入する被害に遭い、記者会見で「再発防止策を明らかにしてほしい」と訴える男性(右)=那覇市で2019年8月21日午後2時22分、遠藤孝康撮影

 沖縄県読谷村(よみたんそん)で昨年9月、酒に酔った米兵が40代男性宅に侵入し、家にいた高校2年生(当時)の長女が生後5カ月の妹を抱えて窓から逃げ出す事件が起きた。男性は米軍側に再発防止策を明らかにするよう求めたが、米軍は要請書の受け取りさえ拒んだ。事件後、米軍からの賠償と謝罪の申し出を断り、あくまでも再発防止策の明示にこだわった沖縄の男性の思いとは――。

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