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後絶たぬ暴行・事故 再発防止要請書拒む米軍 「殺される」沖縄の不安

米兵が自宅に侵入する被害に遭い、記者会見で「再発防止策を明らかにしてほしい」と訴える男性(右)=那覇市で2019年8月21日午後2時22分、遠藤孝康撮影

 沖縄県読谷村(よみたんそん)で昨年9月、酒に酔った米兵が40代男性宅に侵入し、家にいた高校2年生(当時)の長女が生後5カ月の妹を抱えて窓から逃げ出す事件が起きた。男性は米軍側に再発防止策を明らかにするよう求めたが、米軍は要請書の受け取りさえ拒んだ。事件後、米軍からの賠償と謝罪の申し出を断り、あくまでも再発防止策の明示にこだわった沖縄の男性の思いとは――。

 事件は昨年9月7日夜に起きた。米軍嘉手納基地(嘉手納町など)所属の陸軍上等兵(当時23歳)が酒に酔い、上半身裸で無施錠の玄関から男性宅に侵入。大声を出し、室内の引き戸を外すなどした。当時、男性夫婦は外出中で、身の危険を感じた長女は幼い妹を抱えて1階の窓から裸足で飛び出し、近所の知人宅に逃げ込んだ。

 米兵は住居侵入容疑で緊急逮捕されたが、約2週間後に不起訴処分となった。当時は民泊を営む近くの民家で友人の外国人らと酒を飲んでいたという。長女は事件後、周囲に「襲われ、殺されると思った」と話し、精神的なショックでしばらく学校を早退した。

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