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「日本側の方が多様性と冷静さを失ってきている」 青木理氏と嫌韓の空気を考える

主要20カ国・地域首脳会議出席者の記念撮影を前に、安倍晋三首相(左)の前を歩く韓国の文在寅大統領=大阪市中央区で2019年6月28日、代表撮影  

 日本は今、「嫌韓ブーム」なのだろうか。8月末、韓国へ旅行中の日本人女性が韓国人男性に暴行されている動画が流れ、メディアは情報番組などで大きく取り上げた。元共同通信ソウル特派員のジャーナリスト、青木理さんが情報番組で「通常なら報道されない」などとコメントしたところ、ネット上では「日本人と思えない」などのコメントが殺到、炎上した。社会を覆う「嫌韓」の空気について、青木さんと考えた。【江畑佳明/統合デジタル取材センター】

 「僕はネットをあまり見ていないのですが、相当ハレーションがあったようです。テレビ局にも抗議が来たと聞きました」と青木さんは振り返る。

 「ハレーション」のあらましはこうだ。日本人女性のツイッターによると、8月23日、女性がソウルを歩いていたところ、韓国人男性に声をかけられたので無視し続けた。すると男性が急に怒り出し、一緒にいた友人が「迷惑です」と言うと、つきまとわれて暴言をはかれた。その様子を動画で撮影すると、髪を引っ張られて暴行された--というもの。

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江畑佳明

大阪府寝屋川市生まれ。1999年入社。山形支局を振り出しに、千葉支局、大阪社会部、東京社会部、夕刊編集部、秋田支局次長を経て、2018年秋から統合デジタル取材センター。興味があるのは政治、憲法、平和、ジェンダー、芸能など。週末は長男の少年野球チームの練習を手伝う。

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