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阪神・矢野監督、逆転CSへ全勝あるのみ ブルペン総動員宣言 “ジョーカー”はガルシア(スポニチ)

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 もう、なりふりかまっていられない。阪神の矢野燿大監督(50)が残り4試合はセオリーさえも度外視したタクトで全勝をめざす。中日が敗れて4位に浮上したが、逆に3位の広島とは2ゲーム差に開いた。逆転でのクライマックス・シリーズ進出の条件は、引き分けさえも許されない厳しいものとなった。

     わずかな希望は残されている。残り4戦を、4勝。引き分け一つも許されない状況まで追い込まれた。すでに自力での進出が不可能なため、たとえ4勝してもDeNAや広島の結果しだいでBクラスが確定してしまう。それでも、矢野監督は4勝するしかない!

     「(なりふり構わず?)もちろん、もちろん。バッテリーにとってはむちゃくちゃ大変なことなんだけど。(ゼロで抑えれば)負けることはないんで」

     まずは、24日の巨人戦に勝たないことには始まらない。リーグ優勝を決めて少しでもスキが見えるなら好都合。甲子園球場の室内で若トラたちの動きを確認した矢野監督は、総力戦をイメージしていた。

     そのジョーカー的な存在となるのがガルシアだ。今季は18試合で先発している助っ人左腕をブルペン待機させる。先発の青柳が少しでも不安要素をみせれば早い回からの継投に持ち込む算段。重要な局面での投入はもちろん、ロングリリーフを任せるかも知れない。

     モデルケースとなるのが22日のDeNA戦だ。先発の望月がゼロで抑えていたが毎回走者を背負う内容だったために4回2死から能見にスイッチ。柴田を打ち取り脱出すると、ガルシアが5回の1イニングを無失点。球団初の計7投手による零封リレーで逃げ切った。

     「それ(投手陣)が、ある意味でうちの強みだと思うんでね。その分、逆にプレッシャーをかけちゃうかもしれないけどね。それぐらい俺のなかでは信頼している」

     ブルペンを担当する金村投手コーチも「ガルシアはブルペン待機? はい。もちろんロングで入れているんで。起用法は展開などによります」と同調し、1点もやらない必死継投で総力戦に持ち込むかまえだ。

     今季最後の巨人戦。前売りでチケットは完売した。奇跡を信じる阪神ファンが甲子園を埋めてくれる。大声援を贈ってくれる。意地をみせるしかない。

     「今年は特にやられているんでね。うちは勝つしかない。その気持ちを前面に出していけるようにです」

     メッセンジャーの引退試合となる29日の中日戦、鳥谷の退団セレモニーが開催予定の30日の中日戦。それまで勝ち続けて、レジェンド2人の最後の花道を大一番で迎えるつもりだ。(山本浩之) (スポニチ)

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