- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

復興への希望、世界に発信 五輪担当相・橋本聖子(はしもと・せいこ)氏(54)
東京五輪・パラリンピックに向けた総仕上げの時に大きな仕事を与えていただいた。スポーツ界への恩返しを果たすと同時に次の世代に何を残すか明確に発信したい。スピードスケートと自転車で7回の五輪に出場したが、アスリートの時以上に緊張している。
「復興五輪」は大事な理念となる。東日本大震災が起きた時、アスリートは皆「スポーツなんかやっていていいのだろうか」と考えた。だが被災地に赴き、ボランティア活動などに取り組む中で「アスリートの頑張る姿が力になる」との声を聞いた。そこから選手たちは「復興の一助を担っている」と自信を持ってスポーツに取り組めるようになった。自然災害はどこでも起きうる。あらゆる地域が被災している。復興への勇気や希望となる大…
この記事は有料記事です。
残り273文字(全文629文字)