メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

経済観測

スマート農業がめざすもの=農業ジャーナリスト・青山浩子

 深刻な労働力不足を補うため、農林水産省は、ロボット技術やICT(情報通信技術)の活用を通じて省力化を図るスマート農業を推進している。生産現場を回ると、必要に応じて技術を活用する生産者がいる一方、過度に頼らず、一定の距離を保つ生産者にも出会う。

 宮城県の40代のある生産者は、施設内の環境を自動制御する「環境制御型技術」でキュウリを生産している。最適な環境が保たれれば、収益性の向上が期待できる。ただし、この生産者は、太陽光や水、土の恵みだけでキュウリを作る施設も有している。「自然の力で育てたキュウリづくりの方が楽しいし、おいしい気がする」という。

 また「環境制御技術に頼りすぎると、社員が作物を観察しなくなる」と警鐘を鳴らす高知県のピーマン農家も…

この記事は有料記事です。

残り391文字(全文716文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 反社会的勢力、第1次安倍政権で「定義」 今回は「その時々で変化」 ネットで疑問の声噴出

  2. 安倍首相、名簿のシュレッダー処理「担当は障害者雇用の職員」と答弁 批判相次ぐ

  3. 「反社会的勢力、定義するのは困難」答弁書閣議決定 「桜を見る会」巡る質問主意書に

  4. 「シナリオ」でもあるかのよう… 首相会見に行ってきた

  5. コトバ解説 「アシカ」と「オットセイ」と「アザラシ」の違い

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです