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おはなしめぐり

大豆の物語が絵本に 橋本悦代さん(53) 命の重みずしり、夢実現

「おおいなるだいずいちぞく」の作者、橋本悦代さん=東京都千代田区で、上東麻子撮影

 ある春の日、畑の中から声が聞こえてきました。そこにうごめいていたのは……。大豆の魅力を底抜けに明るく描いた毎日小学生新聞の人気連載が、絵本「おおいなるだいずいちぞく」(偕成社)として刊行された。料理店のおかみの顔を持つ絵本作家、橋本悦代さん(53)に作品への思いを聞いた。【聞き手・上東麻子】

 複雑な家庭に育ちました。3歳で母が家を出て行き、覚えているのは後ろ姿だけ。小学2年の時に父は再婚し、祖母と伯母に育てられました。お母さんがいる友達が羨ましくて……。だから私の絵本に出てくるのは理想のお母さんです。

 祖母たちは愛情を注いでくれました。洋裁が得意で人形と服を何着も作ってくれ、宝物でした。人見知りで絵を描くのが好きだったので、「絵本を作る人になる」と決めました。しかし中学生の頃、周囲から「あんたはここの子じゃない」と言われ、居づらくなりました。「いい子でいなきゃ」と高校時代から働き、進学も諦め、夢が遠ざかりました。

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