安倍晋三首相は24日午後(日本時間25日午前)、米ニューヨークの国連総会で一般討論演説を行った。サウジアラビアの石油施設に対する攻撃について「国際経済秩序を人質にする卑劣極まる犯罪」と指弾したが、イランが関与したかどうかの言及は避けた。その上で「大国イランに、その豊かな歴史からする英知に基づく行動を求めることは私の変わらぬ役割だ」と自制を呼び掛けた。
演説では、首相の6月のイラン訪問時に、最高指導者ハメネイ師が核兵器について「持たず、作らず、使わない」と言明したことを「貴いもの」と評価した。イランの孤立が深まる中、米国などとの仲介を目指す首相は、事態のさらなる悪化を避けるための環境整備に腐心する姿勢を見せた。
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