「釜石の奇跡」女子高生がスタジアム前で震災体験伝える ラグビーW杯

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スタジアム前で東日本大震災のことを伝える活動をする釜石高3年の(左から)佐々木千芽さん、洞口留伊さん、野呂文香さん=岩手県釜石市鵜住居町で2019年9月21日午後5時57分、日向米華撮影
スタジアム前で東日本大震災のことを伝える活動をする釜石高3年の(左から)佐々木千芽さん、洞口留伊さん、野呂文香さん=岩手県釜石市鵜住居町で2019年9月21日午後5時57分、日向米華撮影

 東日本大震災の被災地である岩手県釜石市で25日午後、ラグビー・ワールドカップ(W杯)の試合が行われる。会場の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムは、津波で全壊した小中学校の跡地に建てられた。この日の試合前、当時この学校に通っていた女子高生らがスタジアム前に立ち、津波の脅威や教訓を観戦客に伝えた。

 釜石市では震災で1000人以上が犠牲になり、海岸沿いの鵜住居地区は特に大きい被害に見舞われた。25日に活動したのは、市が公認する震災の語り部ら7人で、うち3人が釜石高3年の女子生徒。英語を交えながら国内外の観戦客に訴えた。

 佐々木千芽(ゆきめ)さん(17)は震災当時、鵜住居小の3年生。隣接する釜石東中の生徒に手を引かれ、高台へ避難した。「『逃げれば大丈夫』という中学生の言葉が力強かった」と振り返る。ほとんどの児童や生徒が助かった出来事は「釜石の奇跡」と言われた。

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