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海面水位、世界平均1・1メートル上昇と予測 地球温暖化で IPCC特別報告書

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 世界全体で有効な対策が取られないまま地球温暖化が進むと、今世紀末に世界平均の海面水位は最大で1・1メートル上昇すると予測した特別報告書を25日、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が公表した。台風など熱帯低気圧の強さも増して、高潮などによる沿岸部の被害が増加すると指摘しており、島国の日本をはじめ各地の防災対策に影響を与えそうだ。

 報告書によると、世界平均の海面水位は1902年から2015年までの間に16センチ上昇した。特に2006~15年は年3・6ミリのペースで上昇し、1901~90年の平均ペースの約2・5倍と先例がないスピードで水位が上がっている。

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