沖縄・台湾「入れ墨」展 都留文科大教授研究、多文化共生紹介 那覇で来月から /東京

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 沖縄と台湾で共通する風習である入れ墨をテーマにした企画展が10月5日から、沖縄県立博物館・美術館(那覇市)で開かれる。発起人は、杉並区在住で入れ墨文化を研究する山本芳美・都留文科大教授(50)。沖縄で入れ墨が禁止されてから今年で120年。沖縄の女性たちが歩んだ歴史を見つめ直し、台湾の多文化共生の現状などについて紹介する。

 沖縄では、かつて女性が手の甲や指に深青色の文様を施す「ハジチ(針突)」と呼ばれる入れ墨の風習があった。大人になるために必要な儀礼などととらえられていた。1899年に政府から禁止されたが、それでも隠れてハジチを入れた女性たちがいた。山本教授は「ハジチは女性たちの憧れ、誇りだった。それが野蛮だとみなされ、禁止されてしまった」と話す。社会の差別もあり、次第に姿を消していった。台湾でも先住民(台湾では「…

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