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「臨界」の残像―JCO事故20年―

/中 怖さ届かぬ現場指導 「遮蔽服着ず、こっそり」

臨界事故を振り返り反省の言葉を述べるJCOの桐島健二社長=茨城県東海村の同社で、荒木涼子撮影

 「放射線から正しく身を守る方法を教えてもらっておらず、その怖さを理解しきれていなかった」

 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)で下請け作業をし、東京電力福島第1原発(福島県)では廃炉作業に携わった作業員の男性(45)=北九州市=は、自らが経験した現場を振り返った。

 2012年になって、しばらくしてからだった。玄海原発の構内で、男性は同僚と配管を固定したり、無造作に置かれていた70センチほどの大きさの切断機20機余りを解体したりする作業をした。

 男性によると、切断機は放射性物質で汚染された配管の切断用で、作業で付着した粉じんで機材自体も汚染されていたという。

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