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得意分野で成果、なのに「実績ない」 病院再編統合、機械的発表に反発

人口1000人あたり病床数

 厚生労働省が「病床数が過剰だ」として、全国424の公立・公的病院の公表に踏み切った。人口減少が進む中、地域医療を崩壊させず、在宅ケアへの移行を進めるには、病院の再編統合は避けられないというのが厚労省の理屈だ。だが、地元事情を考慮せず、手術件数などから機械的に対象病院を決めたことには「机上の空論だ」と反発や困惑も広がる。

 国立病院機構松江医療センター(松江市)は「地域の呼吸器病センター」を掲げ、肺がんや結核などの治療で実績がある。だが厚労省は今回、救急▽脳卒中▽小児――など9分野の診療データを分析し、呼吸器疾患に重点は置かなかった。その結果、同センターは9分野全てで「診療実績が特に少ない」と判定された。

 前田悟事務部長は「地元の医療体制を協議する場で、考えを伝えたい」と戸惑う。再編や統合には他病院も絡むだけに、松浦正敬市長は「市立病院の負担が増えるかもしれない」と余波を懸念する。

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