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被害情報収集に遅れ? 台風上陸から10日後に千葉県ヘリ出動要請

千葉県庁=千葉市中央区で2019年2月22日、町野幸撮影

 台風15号の影響で2万棟超の建物被害が判明している千葉県で、ヘリコプターによる上空調査を県が県警などに要請したのは台風上陸から10日後だったことが、県への取材で明らかになった。被害状況や被災地のニーズに関する情報収集が遅れた可能性がある。

 台風15号が千葉市付近に上陸したのは今月9日未明。県によると、防災ヘリを所有していない県は19日、県警と千葉市消防局にヘリ出動を要請した。県警のヘリは同日、被害が大きい県南部の建物被害を調査。市消防局のヘリは翌20日、倒木の状況や孤立集落がないかを調べた。それぞれのヘリの撮影映像は県に提供された。

 県はヘリ出動要請の理由について、屋根が損壊した住宅が多数に上ることからブルーシートを張る作業を自衛隊に要請し、損壊の規模や程度の把握が必要になったためと説明している。ただ、台風通過後速やかにヘリを要請して上空から調査すれば、より早くブルーシートなどのニーズを調べられた可能性がある。県の担当者は「初動でヘリを飛ばして建物被害の情報を収集するという考えには至らなかった」と話している。

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