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博多港、引き揚げの記憶 能古島に私設博物館

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能古博物館の開館30周年記念誌「博多湾物語」を手にする副館長の西牟田耕治さん=福岡市西区で、飯田憲撮影
能古博物館の開館30周年記念誌「博多湾物語」を手にする副館長の西牟田耕治さん=福岡市西区で、飯田憲撮影

 太平洋戦争後、福岡市の博多港は約139万人が大陸から帰国した引き揚げ港だった。戦争がもたらした過酷な記憶を、当時引き揚げ船が行き交った博多湾に浮かぶ小さな島の私設博物館が語り継いでいる。開館30周年の今年、博物館は記念誌「博多湾物語」を発刊し「商業や観光の面ばかりでなく、博多港の負の側面にも関心を持ってほしい」としている。【飯田憲】

 博多湾物語を発刊したのは、能古島(同市西区)にある能古博物館。元々は福岡藩の儒学者、亀井南冥(1743~1814年)の功績を紹介しようと、郷土史家らが1989年に設立した博物館だ。だが、来館者が伸び悩み、開館20周年(2009年)に合わせて展示内容を改めることになった。

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