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杜のほとりで

京都支局移転20周年/中 古都らしさ、残る地域へ /京都

京都市立歴史資料館に所蔵されている寛保元(1741)年の京都市の地図で、現在の河原町丸太町周辺部分。「川原町通」「丸太町」との表記がある=京都市上京区で、添島香苗撮影

 京都市内を南北に走る鴨川の西に大きな河原が広がっていたから「河原町」、丸太を扱う材木店が並んでいたから「丸太町」。毎日新聞京都支局がある京都市上京区河原町丸太町の地名の由来はこう伝えられる。

 京都市歴史資料館(同市上京区)の主任研究員、宇野日出生(ひでお)さん(63)によると、平安京の成立(794年)当初、河原町丸太町周辺は住む人もなく寂れた地だったが、徐々に庶民らが住むようになったと考えられている。同館の資料によると、戦国時代に豊臣秀吉が建造し、「洛中」と「洛外」を仕切った御土居の塀は、現在の毎日新聞京都ビルの辺りを走っていたとみられる。

 町の形ができるきっかけは1708年、宝永の大火だった。辺りは焼け野原になり、一から町を再建する中で、住宅地が広がっていった。だが、明治維新で天皇が東京へ移り、町のにぎわいに陰りが出る。「事業や災害に翻弄(ほんろう)されたきた地域」と宇野さんは説明する。

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