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10月1日に迫った消費税率引き上げでは、生活必需品の税率を現行の8%に据え置く軽減税率が初めて導入される。ポイント還元制度も実施されるため、対象商品の線引きや価格が複雑化する。
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消費税増税を前に、家電製品や、冬用タイヤなどの駆け込み需要が増えている。高額商品は税率が2%アップすれば、価格も一定の幅で上がる。関係者は「少しでも安くという消費者意識が働いている」と話す。
関東や中国、九州にディスカウントストアを展開するミスターマックス(福岡市)によると、3月からエアコンや洗濯機など家電製品の売り上げが月によっては前年同月比で2~3倍を記録。8月からは美容家電も好調で、洗剤など日用品も伸び始めた。9月15日までの2週間は、テレビゲーム関連340%▽冷蔵庫230%▽洗剤や酒類130%(いずれも前年同期比)…
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