2008年11月にインドで起きた「ムンバイ同時多発テロ」でターゲットの一つとなった五つ星の「タージマハル・パレス・ホテル」。500人以上がホテルに閉じ込められる中、自らの命を危険にさらして宿泊客を守った従業員がいた。この実話をもとに映画化した「ホテル・ムンバイ」(18年)は、リアリティーを追求した演出と緻密に練られたストーリーで、全編に緊張感がみなぎるヒューマンドラマだ。長編映画初監督となるオーストラリア人のアンソニー・マラスさんは「国籍も宗教も文化も違う人々が団結して最悪な状況を乗り越えた。この事実を映画で伝え、後世にも残したかった」という。【西田佐保子】
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