「東アジアの現在」をテーマに、評論家の三浦雅士氏、作家で元外務省主任分析官の佐藤優氏、近代アジア史が専門の京都府立大学教授の岡本隆司氏の3人が、お勧めの本を持ち寄り書評し合った。それぞれの選書は、三浦氏が、小泉悠著「『帝国』ロシアの地政学 『勢力圏』で読むユーラシア戦略」(東京堂出版)▽佐藤氏が、牧野愛博著「ルポ『断絶』の日韓 なぜここまで分かり合えないのか」(朝日新書)▽岡本氏が、梶谷懐・高口康太著「幸福な監視国家・中国」(NHK出版新書)。9月29日付本紙朝刊紙面の書評欄「今週の本棚」で紹介しきれなかった議論の詳細をお伝えする。【構成・大井浩一、出水奈美、山口敦雄】
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