外国からきた子どもたち 失った時、戻せない 「全ての子に就学機会を」 3年間不就学、イラン出身34歳
毎日新聞
2019/9/28 東京朝刊
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就学不明になっている外国籍の子どもの中には、学校に行きたくてもさまざまな事情で閉じこもっているケースも少なくない。来日後の3年間、どこの学校にも通えなかったイラン出身のナディさん(34)は「学校に行けない子が失った時間は取り戻せない。一人でも多くの子が就学し、勉強できる機会を作ってほしい」と訴える。【奥山はるな】
ナディさんは6歳だった1991年8月に来日。両親はイランで食料品店を営んでいたが、イラン・イラク戦争後の不況で立ちゆかなくなり「日本へのデカセギ」を決めた。
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